ありちゃんの学校のクリスマス発表会

こんにちわ、悦子です。ところで先週末は、

ありちゃんの学校のクリスマス発表会

でした。実はありちゃんの学校では毎年クリスマスになると学校の素敵な一軒家風お庭で、食べ物を持ち寄ってクリスマスブッフェプラス学校のみんなで、学校の手作りのお庭の舞台で毎年劇をします。そして今年の劇は

Oliver and Olivia

というオリジナル劇でした。そしてありちゃんの通う学校でも他の養護学校同様主役級の大きな役はもちろん言葉がある程度喋れる子供がやります。その方が多分見栄えが良いので(笑)なので、

発語がないありちゃんは万年端役

実はこういう時に優秀な障害児を持つ親御さんは劇とかやるといつも主役だから鼻高々だったりする。実は普通の子育ての世界だけでなく

障害児育児にもマウントの世界は存在する

のである。幸い私ももう18年も障害児育ててる?ので、もう周りと比べたりするのは無くなったが、最初の頃は可能性を信じてなんでうちの子はこんなに周りの子供と比べて何も出来ないのだろうと悩んだ時期もあった。今も身辺自立は出来ておらず自分で食べたりとかお風呂に入れたりとか生活のほとんどを親に頼ってるありちゃんだが、自分が端役とかは全く気にしてないようで舞台の上のありちゃんは手を思いっきり振ってとても嬉しそうだった。そんなありちゃんを見れて私たちもとても楽しい1日が過ごせて本当に良かった。ちなみに学校のお庭はこんな感じ。

なんか昔ハリウッド映画とかで見たガーデンパーティーみたいでとても素敵だった

この会場でみんな思い思いの席に座り持ち寄ったインドカレーやサモサ、アドボを食べた。こちらの学校(Village International Education Center)はやはり世界各国から生徒が集まってるので、色々な料理が楽しめのが嬉しい。デザートにも学校からはアイスクリームが提供されたり、クリスマスカップケーキとか私も家でガトーショコラ作って持って行ったりした。

こちらは学校の手作りステージ。こんな素敵な舞台装置が学校にあったら、本当毎月でも野外コンサートとかしたいくらい素敵。なんだかハリウッド映画に出てくるような野外遊園地みたいでとても幻想的な雰囲気で良かったです。

ちなみに今回ありちゃんは店員さんの役。この写真ではあまり前に出たがらない感じだったけど、舞台の上にいる時はこちらにずっと手を叩いたり振ったりしてほとんど興奮状態、とても嬉しそうでした。

しかもこちらの衣装も髪型も化粧も全部学校のスタッフさんがセットしてくれた。先生に感謝しかない。しかも写真で見て分かるかもしれないが、

障害児一人につき大体先生が一人ついてる

そして黒子のように先生が障害を持った子供たちを誘導してくれる。先生には本当頭が上がらない。舞台の成功には先生が大いに貢献してるのは見ての通りである。

ちなみにありちゃんの写真が載ってるこんなプログラムまで作ってくれた。

みんなで最後に記念撮影もしたよ。普段帽子を被るのを嫌がっているありちゃんが一度も帽子を取らず頑張ってました。

ありちゃんと記念撮影

楽しい思い出が出来ました。帰りはエムスフィアの大きなクリスマスツリーの前で記念撮影

南国にいるとクリスマスシーズンが到来していてもイマイチ実感持てず。でも今年もまた良い思い出が一つ出来ました。

 

 

 

 

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