こんにちわ、悦子です。
今日のオタワですが、雨が降ったり止んだりととても不安定な天気でした。
しかしそんな中今日は豪雨の中を運転して、
ロイヤルコンサバトリー(RCM)の8級のピアノの試験
を受けに行ってきました。
こちらのロイヤルコンサバトリーという資格はカナダではトロントに本部があって、カナダで
は音楽のメジャーな資格試験です。日本でいうヤマハみたいな位置付けの資格みたいです。そ
して級は1級から10級まであり、1級が一番優しくて級が上がるにつれてだんだんと難しく
なります。8級は一応先生ができる最低限の資格とされているもので、今回こちらを受験しよ
うと思ったのは、シンガポールで取ったトリニティーのATCL diplomaのTheoryの部分がこち
らのロイヤルコンサバトリーで免除になったので、だったら同じレベルのPracticalの8級も受
かるんじゃないかと、たった2ヶ月ほどの準備期間で受けることにしました。
でも実際にテキストブックを買ってテキストブックに目を通してみたらとてもそんな付け焼き
刃的にできるようなテストではなく、こちらの先生のところに通ってレッスンをしながら自分
でもオンライン上で練習してきました。
8級のテストの内訳ですが、
Piano Repatoireという本のカテゴリーA〜Dの中から4曲を選曲
A〜Dの内訳はAはバロック時代、Bは古典派、Cはロマン派、Dは近代の音楽です。
さらにPiano Etudeの本から2曲、それ以外にTechnical requirementがあり、スケールや
アルペジオを12調違うキーでアトランダムに出題されます。調音(イヤーテスト)の方は試
験官が弾いたコードを当てたりコード進行、それから音と音の間の間隔を聞かれる音程(イン
ターバル)、試験官が弾いたものを真似て弾くテスト、あとは初見のテストがありました。
今回、私はRepatoireは以下の4曲
A区分 Invention No 10 in G minor-Bach
B区分 Sonata in A Major -Friedrich Kuhlau
C区分 Lieb Schwesterlein – Robert Fuchs
D区分 Far away Friend -Mike Springer
Etudeは以下の2曲を弾きました。
In the Evening – Heinrich Hofmann
Etude in D Minor – Stephen Heller
特に、私曲のテンポが速い曲が苦手なので、ちょっとモーツアルトのようなサウンドの
区分BのSonata in A Majorを主に重点的に練習して行きました。また調音では音程(インター
バル)の部分がかなり苦手なのでそちらを集中して練習しました。
そして、本番当日こちらが
今回の会場のBethany Baptist Church
オタワのウェスト地区の人は毎回こちらの会場を利用するそうです。
こちら会場外観、入り口には、ロイヤルコンサバトリー試験会場の紙が貼られてました。
中も撮影しようかなと思ったのですが、順番待ちの人もいたし、なんとなく撮影するの控えま
した。
実は、こちらのテスト1日の中で色々なグレードの人が受けています。なので、私の前の人は私
よりも上のグレードを受ける人みたいで、ショパンのエチュードをノーミスで弾いているのを
聞いたら私もめちゃくちゃ緊張してきてしまいました😱
そして自分の番がきて中に入ると試験官の方がビジネスライクな感じの人でさらに緊張😱
いつもは弾ける曲も手が震えてうまく弾けません。
しかもあろうことか練習をあまりしなかった曲はうまく弾けて、あんなに練習したソナタが
指が空回りして音を何度も外してしまった(T ^ T)。。。
それは調音の方も同じで何度練習しても苦手なパートは苦手なパートで、音程(インターバ
ル)の試験をしくじってしまいました。
Technical requirementのパートも英語で質問されるので、うまく聞き取れず試験官に聞き返
してしまった場面もありました。
それにしても演奏に関しては最後の方かなり練習したので家では完璧〜とか思ったのにやはり
人前で極度に緊張するタイプなのか本番で実力を発揮できないことが今回もわかりました。
あがり症ってどうやって克服すればいいんだろう?
ちなみにこちらが配点表、私は、短期間での受験だったのでもちろん曲の暗譜は出来ておらず
こちらの配点表を見たらどうやら点数を引かれることが書かれてある😱ショック。。
でも合格点が60点以上らしい。。。思ったよりも低い合格点数なのでなんとかギリでも良い
から合格したいです。
ちなみにこちらが今回使用したテキストたちです。今度またグレード試験受けるときは、もっ
と準備期間を設けて万全の体制で望みたいです。
海外生活かれこれ14年これまでフィリピン、中国、シンガポールに在住していました。2016年8月よりカナダオンタリオ州オタワに在住。2018年に日本帰国。現在は主にモワットウィルソン症候群に関してや障害児情報、発達障害、レストランや美容情報を発信中
コメント
付け八重歯ではなく、付け焼き刃が正しいのでは?!?
すいません、コメントありがとうございます。訂正しておきます。