こんにちわ、えつこです。
いよいよクリスマスが近くなって来ましたが
皆様どのようにお過ごしでしょうか?
私の方は今週末からカルガリーの義理兄のところへ
出かけるために毎日クリスマスショッピングで大忙し
です。
そんなクリスマスも押し迫った今日私のファミリードクターの
予約が朝の8時半に入っていたので行って来ました。
こちらが私のファミリードクターがいる
オタワシビック病院
のメインエントランス付近です。
病院なのに歴史的建造物の様な趣きです。
こちらが私のファミリードクターのいるビル
実はこの病院うちから片道20kmあります。
今日は雪で道が悪く視界も悪かったのでここに行き着くまでに
片道なんと1時間もかかりました。
さてこの
ファミリードクター
というシステム、日本ではあまり馴染みがないかもしれ
ませんが、こちらカナダの医療システムではすぐに専門医に診て
もらうことができずこのファミリードクターに推薦状を貰ってか
らでないと専門医にはかかれません。
例えば目が痛いから目医者に行こうとか肌が痒くなったから皮膚
科に行こうとかちょっと出血が止まらないから婦人科に行こうと
か日本の様に気軽に専門医にかかることが難しいのが
カナダです。
ご存知の通り
カナダの医療費は無料
ですが、無料だからいいのではありません。
医療費がただなのでか分かりませんが、このファミリードクター
を探すのも一苦労です。そして予約を取るのも難しい。
話によるとお隣モントリオールのあるケベック州
はもっとファミリードクターを探すのが難しく半年待ち一年待ち
は当たり前です。
御多分に洩れず私達家族もファミリードクター探しに苦労しまし
て今私の家族4人それぞれ違うファミリードクター
にかかっています。
そして私のファミリードクターと長女ありちゃんのファミリー
ドクターはダウンタウンに近いところにいます。
なので、これまでも旦那と次女エリカのファミリードクターに
私達も同じところに通いたいので患者として登録して貰えない
かお願いをしているのですが、結果はいつもだめ。
なので、どんなに最初のファミリードクターが嫌でも
ファミリードクターの移行が難しい
のが、現状です。本当に融通が利きません。
しかも私は婦人科の持病があるので婦人科の女医さんに
かかりたいとファミリードクターにお願いするのですが、
専門医を紹介して貰うのも一苦労です。
今回の健康診断では、子宮頸がん検診と胸の触診検診も
あったのですが、久しぶりに男の先生にしてもらいましたが
かなり抵抗がありました。
しかも40歳になったら、日本ではマンモグラフィーが
受けられる年齢ではあるのですが、こちらカナダでの
マンモグラフィー推奨年齢は、50歳から、こちらも
私の親族が乳がんにかかったことがあることを訴え
ようやく専門医を紹介してもらえました。
実は最近こちらの病院の大学院で勉強されている
日本人の方から聞いたのですが、
ファミリードクターの診断は8割正しい、だが
2割は誤診
の場合があるとおっしゃっておられました。
要するに見逃しが多いということですね。もしかしたら
癌死亡率も高いのかもしれません。
その方も医療は日本の方が良いとおっしゃっていましたが
私もその通りだなと思いました。
特に持病のない方はこちらカナダで問題ないとは思いますが
私はやはり歳をとって持病がある方なら多少のお金は
払っても日本で医療を受けることをお勧めします。
海外生活かれこれ14年これまでフィリピン、中国、シンガポールに在住していました。2016年8月よりカナダオンタリオ州オタワに在住。2018年に日本帰国。現在は主にモワットウィルソン症候群に関してや障害児情報、発達障害、レストランや美容情報を発信中
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