こんにちわ、悦子です。
今日はいつもより寒くてまだまだ寒がりの私はコートが話せない感じです。
さて今日はオンタリオの
OHIP ( Ontario Health Insurance Program)
についてお話したいと思います。実は私いつもあまりニュースとか見ない人間なのですが、
たまたまニュースを見る機会があったので、見ていたらこちらのOHIPについての面白い
記事を見つけたのでご紹介します。ところでOHIPはオンタリオ州の国民健康保険プログラムの
ようなものですが、これが来年2018年1月よりOHIP +(オーヒッププラス)という形で
24歳以下の子供に対する薬は無料で提供するサービス
を開始するそうです。それによると対象になる薬は4400種類にも登りこの中には癌の治療
に使う抗がん剤も含まれているそうで、これにより自営でビジネスをしていたりまだ働き出し
たばかりでお金がない家の子供たちを救うことができるそうです。ちなみに収入制限もないの
で本当オンタリオ州に住んでいる全員の子供たちが対象になります。
なんだかオンタリオ州って良い州なのねーとうちの旦那にこのことについて話して見たら、
いつも物事の裏の裏を見ている旦那、なんでももうすぐ
オンタリオ州の県議の選挙
が近くなので、その選挙対策の為にこういう政策を打ち出して来たんだと聞きがっかり😵
しかも、旦那曰くその資金は結局国民が払っている税金などから支払われるわけで実は
オンタリオ州は電気代がカナダ1高い
ことを教えてくれました。ちょっと気になり私も自分で調べて見たらオンタリオ州は実はここ
10年くらいの間で石炭火力発電所を閉鎖し、それに代わり、環境に優しい水力発電、風力発
電、太陽発電やバイオマス発電をする会社と契約を交わすことになったのですが、Ontario
Power Authority (オンタリオ州電力公社)がこれらの会社から市場価格より高い金額で電力を
買い取ってしまったので、今までより高くなるぶんに関してはGlobal Adjustmentという形で
オンタリオ州の住人が余計に支払わなくならなければいけなくなったそうなんです。
しかも電力はオンタリオ州内では供給過多にもかかわらず余った電力は生産費用より安い値段
で近隣のアメリカに売られているそうです。なんか騙された感じな私たち(;_;)
でも一応電気代がオフピーク、ミッドピーク、オンピークといった形で値段に差があるため
私たち主婦は少しでも電気代節約のためにオフピークである夜19時以降に洗濯をした
り食洗機を使ったりしていますが、そんな努力をしても我が家の今月の電気代は123ドル
でした。
ちなみに私の義理兄はカルガリーに住んでいますが、
カルガリーは時間差の電気代設定はない
らしく、しかも義理兄は家族や両親と住んでいるため一家7人の大所帯
しかも
土地1200坪の家の電気代月たったの100ドル
というから驚きです。
うちなんかこんな小さなタウンハウスに住んでいるのに、
なんかうちの方が電気代高くて本当にショックです。でも朗報なのは、この政策失敗だったの
をオンタリオ州政府も認めた形になりHST(統合売り上げ税)分の電気代を2017年一月よ
り払い戻してくれているみたいです。ちょっと良かったのかな?
でもカナダって州によってもこんなに電気代違うんですねー日本みたいに統一したサービス
が受けれないのが若干不安に感じます。なので今回のOHIP+システムの導入も結局のところ
アメとムチのような気がするのは私だけでしょうか?日本人はカナダは医療が無料でえすばら
しいとという認識を持っている人がたくさんいますが、国民負担3割でも薬代も歯医者さんの
診察代もカバーされていて、なおかつ専門医にもすぐ見てもらえる日本の国民健康保険制度は
かなり優秀であると思います。
私は自分が年をとって来てもし持病が出て来たら、今のカナダの医療制度の元ではこの国に長
く住みたいとはどうしても思えません。実はアンチカナダな私。。。バレてしまいましたねー
参考記事
海外生活かれこれ14年これまでフィリピン、中国、シンガポールに在住していました。2016年8月よりカナダオンタリオ州オタワに在住。2018年に日本帰国。現在は主にモワットウィルソン症候群に関してや障害児情報、発達障害、レストランや美容情報を発信中
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