こんにちわ、悦子です。実はここ数日でオタワもすっかり春模様の天気になりました。今日も晴れて外はポカポカとてもいい天気これから外で自転車に乗ったり、大自然の中を散歩したりできそな天気なので本当これからが楽しみです。さて、話は変わりますが先日、私はまた懲りずに今度は
ロイヤルコンサバトリー(RCM)9級
の試験を受けに行ってきました。実は、このロイヤルコンサバトリーという資格検定試験は、音楽の検定試験の中ではカナダでは超有名資格でして、ピアノを習う子のほとんどが受験していると言っても過言ではなく、なので、当然音楽系の講師になりたい方などは、こちらのロイヤルコンサバトリー9級以上の資格を持ってると就職に有利になります。(本当は、音大卒の資格の方がずっといいんだけど)私もカナダに来てから自分が全く手に職も技術も持ってないことに気づき、また私の中途半端な英語力ではカナダではろくな仕事にもつけないことがわかり、でも音大に行く時間もお金もないので1年前ほどより、このロイヤルコンサバトリーの検定試験をほそぼそと受け続けています。そして今回2018年4月の受験会場もいつもの
Bethany Baptist Churchでした。こちらは私の住んでいるウェストエリアの人たちの受験会場としていつも指定されている場所みたいです。
こちらが、試験会場です。ちなみに今回は、一階での受験ではなく地下一階での受験となりました。多分受験生が多かったのだとは思いますが、地下と一階での同時並行での試験だったみたいです。
しかし、会場が上と下なので、まあ、上で弾いているピアノの音がもろ聞こえてくる。なので、自分の曲に集中しようと思うものの上の階のピアノが気になって危うく気を取られて、集中力が途切れてしまう場面もありました。やっぱり上と下同時の受験は音が混ざるから結構厳しい感じですねーそして、今回はまたバロック、古典派、ロマン派、近代からそれぞれ一曲ずつ選んで弾いて来ました。でも今回準備する期間結構あったはずなのに、今回も暗譜で失敗するのが怖く、また楽譜を持って行ってしまった。実はこのロイヤルコンサバトリーの試験、暗譜じゃないと、一曲につき1点ずつ減点されてしまうのですが、背に腹は変えられない。私は本当にあがり症なので楽譜がないと頭真っ白になった場合、その先を弾く自信もない。だから、楽譜あるとお守りみたいであるだけで安心して曲に集中して弾くことができるので、本当に暗譜じゃないといけない試験以外は、絶対楽譜持って行きます。ちなみにこちらが今回の曲目
・Allemande-ヘンデル
・Sonata in C Major Wo0 51:I -ベートーベン
・Waltz in A flat Major op 64,no.3-ショパン
・Ocean Vista-ルース・ワトソン
でした。実は、このロイヤルコンサバトリー曲選びもかなり重要で、今回は準備する時間あったので、私なりに今回はちゃんと戦略を練って曲選びしました。(笑)ちなみにどんな戦略かというとあえて弾きやすそうな簡単な曲を選んだということです。なので、細かいことが苦手な私は、細部まで細かく見ないといけないバロックの音楽が結構苦手で、今回はあえてバッハは外して本の中にあるやつで一番簡単そうな曲を、そして古典派も一番弾きやすそうな曲を選びました。ただあまりにも簡単に弾けそうな曲ばかりだとバランスが悪そうなので、一応3曲目はショパンも入れて見ました。そして案の定、この4曲の中ではショパンが一番弾くの苦労しました。やっぱり弾いてるとどうしても音を飛ばしてしまうんですねーショパンの曲は、、、。ちなみに、こちらの4曲めの曲は近代曲ですが、とてもいい曲なので、テスト用としてでなくても聞いて見て欲しい曲です。幻想的で本当に素晴らしい曲だと私は思います。。。。そして、今回のテスト、こちらの4曲以外に、またしてもエチュードを2曲(こちらは暗譜でなくて良い)と、テクニカルスケールと聴音のテストと初見のテストがありました。聴音は8級と違って、和声になっている曲の上の部分を聞き取る問題で、個人的にはそんなに難しいと思いませんでした。また、インターバルやコード進行も8級と同じです。ただ、コードを当てるところが、今回は、4声になってるので、特にマイナーとAugmentedとDiminishを聞き分けるのが難しかったです。それからスケールはとにかくアルペジオの部分が難しかった、特にDominant 7thのアルペジオ、手が空回りしてしまった。。しかも、練習してたのと違って、全ての転回形ではなく、このスケールの基本形のみ、第一転回形のみ弾いてくださいと試験官に言われた時は一瞬止まってしまった。。多分焦って全部弾いてしまったかも。。でもでも、今回は前回の試験官のように威圧的な試験官ではなかったので、前回よりはリラックスして弾けたので非常によかったです。しかし、大人の受験者ってあまりいないみたいで、私の前後にいた受験者も皆ティーンエイジャーで、親が運転して来たのか待合室には親の姿がちらほら。私だけ一人で車運転して来たので、試験官にも『You are alone』とか言って驚かれてました。やっぱりピアノの試験って若い子が受けるものなのね。確かに私みたいに43のおばさんは流石に受けにこないわな、普通(笑)
海外生活かれこれ14年これまでフィリピン、中国、シンガポールに在住していました。2016年8月よりカナダオンタリオ州オタワに在住。2018年に日本帰国。現在は主にモワットウィルソン症候群に関してや障害児情報、発達障害、レストランや美容情報を発信中
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