大井川鉄道にてアプト式電車で奥大井湖上駅へ

こんにちわ、悦子です。さて、奥大井鉄道での旅では、3日間の周遊券を使い、まず最初に始発の金谷駅から終点の千頭駅へ行ってその後、アプト式電車に乗って奥大井湖上駅へ行きました。朝、川根笹間渡駅より普通の電車に乗って千頭駅に行った後

そこから、

日本で一つしかないと言われるアプト式電車

に乗りました。

ちょうど、川根温泉では9時38分発の千頭行きの列車に乗ったのですが、乗り継ぎ時間が少なく5分しかなかったのでとにかくお手洗いと飲み物をダッシュで購入して、お隣のホームに停車しているアプト式電車に乗ることになりました。こちらのアプト式電車、別名大井川鐵道井川線と言いますが、元々は大井川の水力発電のために資材運搬用として作られた森林鉄道です。そしてこちらの電車からの車窓の景色も素敵です。ガタガタ言うし、小さい電車だったので乗り心地は良かったとは言えなかったのですが、

川の水は前日の台風の影響であまり良くなかったのですが、車窓からの景色が本当に素晴らしかったです。

そして、素敵なお茶畑が見えて来たり

さらに奥に行くとアプトいちしろ駅にて、

90パーミルという日本一急勾配の坂を上るため、アプト式機関車の連結作業が行われました。

こんな感じで連結作業が行われました。ここからは2本のレールの真ん中にある歯車レール(ラックレール)とアプト式機関車の下にある歯車(ラックギア)を噛み合わせて急勾配の線路を登って行きました。

しかし乗ってる間は、残念ながら急勾配を登っている感じはしませんでしたが、貴重な経験になりました。そしてお隣の駅長島ダムへ

長島ダム駅の前には広大なダムが。こちらのダム見学も出来るみたいです。なんだかSF映画に出てくる感じの物々しい雰囲気が漂います。そしてこちらでアプト式機関車の切り離しをした後、次の駅

奥大井湖上駅

へ行きました。こちらの駅は中部の駅100選にも選ばれ、過去にはCMのロケ地としても使われたことがあるそうです。ちょうど前後を2本の巨大な鉄橋「レインボーブレッジ」に挟まれ周囲には民家もないので陸の孤島とも言われています。

実は降りただけでは分からないのですが、降りて左側方向に鉄橋があるので、そちらを渡り

渡り切ったところで振り返るとこちらの駅が鉄橋の合間にあるのがわかります。

こちらは横から見た写真

さらに、山道を登り

バス停のある一般道まで15分ほど歩くと、この駅の全貌が分かります。

ちょうどこの真ん中の山の下に駅が見えるのが分かります。降り立った時はイマイチ分からなかったのですが、上からの景色は圧巻でした。ただし、普段は水の色がエメラルドグリーンでポストカードやホームページの写真とは水の色が違ったので、それだけが残念でしたが天候にも恵まれ楽しい1日が送れました。

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