ディーフェンバーカー博物館に行って来ました。

こんにちわ、えつこです。

今日は、これまた郊外にある

ディーフェンバーカー博物館

についてご紹介したいと思います。

 

こちらの博物館ですが、1959年から1961年の間に

建てられた地下4階建ての地下壕です。ちょうどその頃

ソ連と米国が冷戦状態で緊張関係にあったので、隣国のカナダも

核戦争などの有事災害を想定してカナダの政府要人達が

避難できる地下壕を建設しました。

こちらの建物、敷地面積はなんと約2800坪あります。

61年完成以降は軍事基地として機能しており94年以降

国定歴史建造物となったみたいです。

博物館のディーフェンバーカーという名前は、1959年当時

首相だったジョン・ディーフェンバーカーからつけられています。

核戦争が起こった際は、535人の政府関係者や軍部関係者を

収納できるそうです。一見外から見ると

ただの倉庫にしか見えませんが、実は、この下なんと23メート

ルにも下に向かって掘られていてこの下が

4階建ての地下壕

になっています。

外からではまずわかりませんね。(笑)

中に入ってみると、うわあー

すごい昔の炭鉱とかにありそうな地下道っぽい地下道が約500m

ほど続いています。しかもこの日は外は雪が降っていたので

私以外誰も歩いていなかったので自分の靴音だけがこの地下道

に響き渡っていたので、若干怖かったです。そして、この地下道を

抜けると

受付が見えてきます。こちらで入場料を払ってから見学に行きます。

入場料は、大人一人15ドルでした。しかもこの日は雪だったので、

他には入場者がおらずかなり閑散とした館内を歩くことになりま

した。

っていうか自分しか館内歩いてないとかなり怖いです。

受付があった部分が4階部分でして

4階部分は医務室と歯医者

など医療関係のオフィスが配置されているみたいでした。

っていうかこの患者さんのダミー人形怖いです。

なんか昔観た『キングダム』とかいう映画のセットに似てて

かなり不気味な雰囲気です。

そして3階へ移動

 

3階部分は政府関係者の会議室

などがありました。ここで実際に核戦争の危機があった時は

談合が保たれていたのですかねー?笑

そして何やら鎖などがジャラジャラかかっている部屋もありました。

ちなみに壁にも注目⭐️

この文字のデザインがなぜか『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に

しか見えないのは気のせいでしょうか?

本当ますます怖いからーって感じです。

その他ラジオ局みたいなブースが設置されている部屋も

ありました。

日本の長崎、広島の原爆の放射能被害について展示されている

展示室もありました。

原爆の恐ろしさについては、日本の博物館のみでなくこうやって

海外でも展示されているんですね。

そして、次は2階ではなく一階部分に移動しました。

一階は食堂と戦死者のための記念碑

が置かれていました。

こちらが食堂です。500人ほど収容することができる食堂なので

やはりかなり大きいです。

そして食堂を後にしまして、今度は反対側にあるこちらの

通路を歩いてこちらのごっつい扉を抜けると

ソ連と米国との冷戦時に亡くなった戦死者を弔う記念碑が

見えて来ました。

こちらが記念碑ですが、これが何を意味してるのかは

私にはわかりません。そしてまた4階部分に戻り出口を出て

こちらの博物館を後にしました。

最後に地下道で記念撮影💖

私の頭に後光が差しています。(笑)

こちらの博物館思ったよりも見所があり、もし戦争関連の

博物館などに興味があれば見るところもたくさんあるので

一日かけて十分楽しめるところだと思います。

また、子供向けには、スパイになりきって暗号を解いたりする

スパイゲームというイベントやこちらでバースデーパーティーを

開いたりもできるみたいです。

でも今日みたいに観光客がいないと正直一人でこの施設いるの

なんか出て来そうで怖かったです。(笑)

 

Diefenbunker museum

3929 Carp Rd,Carp,ON

K0A 1L0,Canada

+1 613-839-0007

Open 11:00-16:00

入場料

大人14ドル(税金抜き)

子供(6−18歳)10ドル (税抜き)

家族料金(大人2人子供5人)40ドル(税抜き)

5歳以下無料

 

 

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