富山の黒部峡谷トロッコ電車

こんにちわ、悦子です。ところで台風のおかげかは分かりませんが昨日は久しぶりに涼しい一日でしたね。そう言えば昨日はというと仕事の帰りに娘のYouth Theatre Japanの夏のメンバーショーケースを見に武蔵小杉にあるYouth Theatre Japanの公演を観てきました。しかし場所が分かりづらく駅から微妙に遠かった。。でも次女は一生懸命踊って楽しかったみたいです。さて前置きはさておき今日はまた昨日の続きで、8月の旅行の思い出について書きたいと思います。前回のブログでも書いたように軽井沢を後にした私たちは、次にその後3時間ほど運転をして

富山県の宇奈月温泉

に向かいました。途中休憩しながら運転すること約3時間ほどで

やっと宇奈月温泉の看板が見えてきました。しかし読者さんの中には何故私たちが東京から富山県の宇奈月温泉にわざわざ行くのかと思われる方も多いかと思いますが、実は今回の私たちの旅行の最大の目的は

黒部峡谷のトロッコ電車

に乗車することだったのです。実は我が家の障害児ありちゃんは、女子の癖にしかももう中学生なのに超がつくほど電車が大好きな鉄子さん。今は寝る前に「鉄おも」の雑誌を見るのが日課になっています。その雑誌にのっていたのがこのトロッコ電車でしかも私のお友達も2、3年前に行ってよかったと言ってたので、次女はめちゃくちゃ行くの嫌がってましたが行くことに決めました。しかし宇奈月温泉に着く前からめっちゃ不安行けども行けども見えてくるのは、

こんな田んぼと民家のみ。。とても温泉郷があるようには見えません。確か雑誌では秘境とか書いてあったが、秘境って聞こえは良いが要は誰も来ない場所、廃れた温泉地のような気がしてきて若干焦る。せっかく遥々東京から5時間半もかけてきたのに、、

でも着きました。宇奈月温泉と思ったが想像通りの温泉地、ちょっとシャビーな感じで渋い。しかもこんなクソ暑いのに駅前に足湯が入れるところもありました。実は私たちが滞在していた8月上旬は本当に暑くて、この日東京地方が35度だったのに対して宇奈月温泉周辺はなんと36度もありました。そう何を隠そうここら辺峡谷というだけあって、盆地だったりするのです。しかも悲劇はさらに続く

なんとこの後ろに見える噴水、やったー涼しいかもと近づいてみたら

温泉噴水

水しぶきがかかった子供達や私は暑い暑いと写真を撮った後は速やかに噴水を離れました。まったく涼しさが感じられず噴水の近くに立っているだけで汗がダラダラ垂れてきました。でも近くの踏切見てたら、

電車が走ってるのが見えて楽しかったです。でも田舎町なのでトロッコ電車の最終に間に合わずこの日は結局16時ごろついてその後観光でもと思ったが実はこちらの黒部峡谷、なんと

黒部峡谷トロッコ電車以外の見所が少ない

というか、車がなければ皆無。。。しかも町歩いても多分10分で終わってしまうような小さな町、ならば海でもと思ったがホテルのロビーのフロントでお車だと40分かかりますというのを聞き諦める。結局翌日まで大人しく待って次の日は9時発のトロッコ電車に乗る

ちなみにこちらがトロッコ電車入り口、前日に前売り券も買えます。料金は往復で普通席で3580円子供は1800円ですが、なんと夏休み中は

夏休み子供デーで小学生は半額

になります。これはかなりお得でした。その他乗り放題2デーや3デーパスのチケットとかもあったのでお値段は一瞬見ると高そうですが、まあ終点欅平までは片道1時間半の乗車なのでこのくらいはするかなという感じでした。そしてもちろん我が家は障害児がいるのでなんとありちゃん半額介助者の私も半額になったので嬉しい限り

障害者割引身体、療育、精神障害者保健福祉手帳所持者と介助者半額

は本当に嬉しい限りです。最近はどこに行ってもテーマパークや電車系の乗り物はこの手帳のおかげで安くなったので本当にありがたいです。そしてチケット購入後は早速乗車

トロッコ電車ってこんな風に横に柵がない感じで窓ガラスもなく吹き抜けになっている、こちらが普通車両、その他にリラックス車両や特別車両もあるが

リラックス車両と特別車両はこんな感じで普通の電車で窓は開けられるものの全開は出来ない、しかもエキストラでお金払うのだからエアコンついてるのかと思ったら、

トロッコ電車全車両エアコンなし

とかいう。なので普通車両以外に乗る意味はあまり感じられない気がしました。そしていざ出発

駅では駅で働く人みんなが手を振ってお見送りをしてくれました。そうするとすぐに高い山々が見えてきました。

赤い橋が至る所に見えてきます。

そして何やら中世ヨーロッパのような古城が見えてくるが、こちらは

新柳川発電所

というらしい。1993年に建てられたそう。本当お城みたいな外観にテンションが上がる

とっても素敵です。

トロッコ電車に乗っていると至る所にこんな橋がかかってるのが見えます。エメラルド色の川面に反射する橋もまた美しかったです。

ありちゃんも電車に乗って風を受けて嬉しそうです。意外にもトロッコ電車走行中はそんなに暑いと感じませんでした。

そしてトロッコ電車の普通席には背もたれがないのですが、それでも乗り心地は思ったほど悪くなかったです。

そして乗車中たまに下を覗き込んだりも出来るのでやってみるがちょっと怖かったりもする

しかし黒部の大自然堪能できて本当に良かったです。

またトロッコ電車は意外にもトンネルが多くトンネルの中の走行はまたひんやりして涼めて気持ち良かったです。また終点の欅平に行く途中いくつか途中下車駅があるのですが、そこで止まった時反対側から来る電車も観れてそれも楽しかったです。

ありちゃんはこんなまじかにトロッコ電車が観れて大興奮でした。

そしてこちらは

出し平ダム

こちらは日本で初めてダムの堆砂を排出するための排砂ゲートを備えたダムなんだそう。黒部川は実は土砂がたまりやすい川なんだそうでこういう機能が必要なんですねー詳しいことはよくわからんが、ダムみるの好き、特に数ある黒部のダムの中でこのダムは形が綺麗だなあと思いました。そしてなんだかんだ言って1時間半の走行後に終点

欅平駅

に到着しました。ここでは朱色の橋で

奥鐘橋

という橋を渡って、まるで岩壁が大きく口を開けているように見える

人喰い岩

の側を歩きました。本当岩に吸い込まれそうになるような迫力の岸壁でした。

その後少し行って

名剣橋

を渡って、

ちょっと歩いてから名剣温泉のところまで登りまた欅平屋上展望台に戻ってきて、今度は階段を降りて

河原展望台

に行ってきました。こちらには足湯もあるし、写真を撮るのに絶好なポイントもありました。本当この場所にいると穏やかな川のせせらぎを見ながら周囲の山々も見れてなんだか心が落ち着く。やっぱり秘境って感じがしました。

そしてこの川では小さい子たちがたくさん楽しげに遊んでいましたが

アラフィフの私には灼熱の太陽は厳しすぎて結局川には近づけず、残念でした。写真で見るとのどかそうなんですけどねーやっぱり実際に行ってみて思ったのは、黒部峡谷観光は秋か春が良いのではと感じました。本当今回行ってみて気づきましたがこのエリア夏はとっても暑いので、夏は熱中症に気をつけないと本当危険です。夏休みの外出はほどほどにと行ったとこではないでしょうか?でも、

 

本当に楽しかったです。今度は違う季節に行ってみたいです。

 

黒部峡谷トロッコ電車
宇奈月温泉始発、詳しい情報はホームページで
夏休み期間中は子供料金が半額2000円から1000円になります。
ネットでも乗車券予約出来ます。途中下車される方は2日デー切符買ったほうがお得かも?
療育手帳、身体手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助者は半額
黒部峡谷パノラマ展望ツアーもお時間があったら楽しそう

夏休みに家族で行く黒部トロッコ電車の旅。富山県黒部市宇奈月町の黒部峡谷鉄道
この夏は黒部峡谷鉄道のトロッコ電車がおすすめです。富山県は黒部市の宇奈月温泉街も出発駅に近くにありますので、黒部トロッコで黒部峡谷の秘境を探検した後は、宇奈月温泉の天然温泉と美味しい料理で舌鼓、夏休みの家族旅行は黒部峡谷で決まり。

 

 

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