ロイヤルコンサバトリー(RCM)Level 8の結果について

こんにちわ、悦子です。

ところでこちらオタワは真夏日も過ぎ去りようやく今日から秋らしい気候になって来ました。

ところで、今日は先日ブログで話したロイヤルコンサバトリー(RCM)の結果についてお話し

したいと思います。

実は私こちらカナダでは有名な音楽のスタンダートテストのLevel 8のテストを先月の8月22日

に受験したのですが、オンラインでの点数の結果が3週間後の9月12日にさらに詳細な総評の

レポートに関しては9月20日に結果を頂きました。

で、肝心の結果ですが、

ロイヤルコンサバトリーLevel 8 82点で合格

しました。合格点が60点だったので、まずまずの結果かな?

実は、こちらの点数合格点によって呼び名が違います。

 

Pass (Grade 1-10)   60

Honors                    70-79

First Class Honors    80-89

First Class Honors    90-100

with Distinction

なので、私のこの点数だとFirst Class Honorsを取得したことになります。

そしてこちらが私のレポート

なんだか英語ばかりでしかも英語筆記体だから読みづらいったらありゃしない。

ですが、点数の内訳からいうと

List A 10.5/14

List B  13/16

List C 11/14

List D 9/12

Technical Requirement

Etude1  5/6

Etude 2 5.5/6

Ear Test

Intervals 1.5/2

Chords 2/2

Chord Progression 2/2

Playback 4/4

Sight Reading

Rhythm 3/3

Playing 6.5/7

Total 82

でした。私のわかる範囲内での総評として、

List Aのバッハのインベンションに関しては、よく練習して弾けていたがバランスが少し良く

ないところがあった。強弱をもっとつけると良い。

List B のモーツアルトのソナタについては技術的にはよく弾けていたが強弱の部分が少し甘い

ところがあった。また、早く弾く部分が滑ってしまってちゃんと弾けてない部分があった

List Cのロマン派の曲に関しては、弱く弾くところがちゃんと弱く弾けてなく途中フレーズに

しっかり入りきれていないところがあった

List Dの現代曲に関しては、ちゃんと弾けていてメロディーのところもちゃんと強調されて弾

けていたが、盛り上がるところ、盛り下げるところがうまく表現されてないためつまらない曲

のように聞こえた。

そして、Technical Requirementのところは、アルペジオのところがもう少しスムーズに

弾けると良いが全体的によくできていたとのことでした。

またEar Testに関しては、ただExcellentというコメントだけをいただきました。

 

今回のテストなんとか無事に合格したわけですが、練習時間が短かったのに今回テストに合格

できたのは、曲の部分はいくら練習しても満点を取るのは難しいので、スケールやEar Testの

練習に大幅な時間を割いて点数を稼げたことではないかと思っています。

今後のテストにおいても今はテキストブックに曲のAudioのサンプルやEar Testに関しては、

OnLineの練習問題もついてくるので、そこを中心に練習するのが合格への近道だと思いました

カナダに住んでないとなかなかこのロイヤルコンサバトリーの試験を受ける機会はないと思い

ますが、もしカナダに長期滞在されている方で私みたいに音大は出てないけどピアノを長く習

っている人は自分のレベルを図る指標として試験を受けてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

 

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