重度心身障害者手当

こんにちわ、悦子です。ところで、今日1月17日の体重ですが、62.6kgまで減りました。スタート時点からは、マイナス1.4kgと言ったところでしょうか?まだまだお菓子とか甘いものは辞められないのですが、今の所お魚中心の生活で頑張ってます。さて、今日は珍しく我が家に速達が届きました。

そして封を開けてみると、東京都から

重度心身障害者手当

の認定通知が来ていました。ところでこちらの重度心身障害者手当、他の手当もさることながらまず申請するのが大変で、区役所で申請手続きをした後も判定にあたり飯田橋にある

東京都心身障害者福祉センターの面接

を受ける必要があります。私の場合は申請後3ヶ月ほど待ってセンターより連絡がありこの面接の予約を取りましたが、その予約も2ヶ月待ちでした。そして12月に面談をし、ようやく昨日通知が来たので、申請からはなんと6ヶ月待った感じです。ちなみにこちらの重度心身障害者の要件ですが、かなり厳しく以下に該当しないと手当てがもらえません。

1号 重度の知的障害であって、日常生活について常時複雑な配慮を必要とする程度の著しい精神症状を有するもの この条例でいう「知的障害」とは、ほぼ18歳までの発達期に起きた障害をいいます。精神障害及び認知症などによるものは除かれます。
「重度の知的障害」とは、愛の手帳で1、2度相当の知的障害です。
「重度の知的障害」のみでは対象となりません。次のような著しい精神症状を伴うものが対象となります。
・問題行動が著しい
・難治性のてんかん
2号 重度の知的障害であって、身体の障害の程度が次の各号のいずれかに該当するもの 
(1)両眼の視力の和が0.04以下のもの
(2)両耳の聴力損失がそれぞれ90デシベル以上のもの
(3)両上肢の機能に著しい障害を有するもの
(4)一上肢の機能を全廃したもの
(5)両下肢の機能に著しい障害を有するもの
(6)体幹の機能障害により座位又は起立位を保つことが困難なもの
(7)心臓、じん臓又は呼吸器の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの
(8)前各号に掲げる程度以上の身体障害を有するもの
この条例でいう「知的障害」とは、ほぼ18歳までの発達期に起きた障害をいいます。精神障害及び認知症などによるものは除かれます。
「重度の知的障害」とは、愛の手帳で1、2度相当の知的障害です。
「身体障害」とは、おおむね身体障害者手帳2級相当の障害です。
重度の知的障害と重度の身体障害が重複している方が条例別表2号の対象です。いずれか一方の場合は対象となりません。
3号 重度の肢体不自由であって、両上肢及び両下肢の機能が失われ、かつ、座っていることが困難な程度以上の身体障害を有するもの 「機能が失われている」とは、回復困難な重度の身体障害(身体障害者手帳では、両上肢・両下肢・体幹それぞれが機能全廃相当)があるため、全く実用に供せない状態をいいます。
以下の場合は該当になりません。
(1)スプーンを保持して食事動作ができる
(2)病気や老衰又は意欲がないために外見上機能を失ったもの
「座っていることが困難」とは、何かの支えがなければ座っていることができない状態です。
両上肢・両下肢・体幹のいずれにも重度の障害がある場合のみ条例別表3号に該当します。


どうやら我が家のありちゃんは、この1号に該当したみたいです。うちは愛の手帳2度で重度知的があるのですが、それ以外にもてんかんがあります。今は全身のてんかんは毎日の薬で抑えてますが、部分てんかんに関しては毎月起こります。それと最近私の頭を叩いたり唾を吐いたりする
ので問題行動もあります。昔は重度心身障害者の認定はそれこそ重度知的と肢体不自由の重複など身体でも一級、2級レベルの障害でなければ認定されなかった手当てなので今回頂けるとのお話を聞き本当に嬉しかったです。この手当は、他の手当と違って3ヶ月まとめての手当てではなく毎月振り込まれるので助かります。ちなみに金額ですが

重度心身障害者手当て月額6万円

頂けます。ある人は税金の無駄使いだとか思う人もいるかもしれませんが、私が思うに障害を持っている親は正直手当をもらうより子供が健常であってなんの手当ももらわず親がちゃんと働ける方がよっぽど良いと思っている方がほとんどだと思います。またこのくらい重度の子がいると正直自分が外に出て働くとなれば、当然誰かに面倒を見てもらう必要が出て来ます。もし両親などが近くにいて頼れば良いのですが、いない場合は、必然的にベビーシッターを雇わなければなりませんが、ベビーシッター代は障害児対象だと割り増しでつきますし、医療介護を伴うと正直やってくれる人を見つけるも困難だと思います。そして、もしベビーシッターをフルタイムで雇うのであれば、当然6万円で収まるわけがなく、だから実際問題は重度障害のある子供のお母さんは働けないお母さんが多いんではないでしょうか?実は日本でもいまは放課後デーサービスも出て来て日中の預け先の確保は十分になって来たものの、私の住んでいる港区ではまだまだ放課後デーサービス事業所不足でたくさんの待機児童がいます。また子供が病気になった場合頼むベビーシッター代は子供が小学生以上だと国から
は補助が出ません。私としてはお金をいただけるのはもちろん嬉しいのですが、ベビーシッター代の補助も国が負担してもらえるのであれば、今家にいて働けないお母さんも外に出て働けるようになるのではないでしょうか?でも日本も良く頑張ってるなあと思います。少なくとも私の母が障害児を育てていた頃より世の中格段に良くなっては来ているのは事実です。今後も障害児に明るい未来が待っているといいですね。

 

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