渡辺言語障害ことばの教室

こんにちわ、悦子です。今日は久しぶりにありちゃんの療育について書きたいと思います。実はありちゃん最近言葉は未だ喋れないものの、お喋りしたいのか『わわわー』とか色んな音が出るようになって来ました。実は私子供の作業療法士と言語療法士を探しているのですが、障害福祉サービス事業所を片っ端からあたっているのですが、なかなか子供の為の作業療法とか言語療法をやっているところはなく、私も今まで20件くらい電話いしたのですが、すべて断られました。どうやら日本はリハビリは充実しているのですが、

子供のリハビリ(療育)は充実してない

ようです。私も子供が幼稚園に通っていた時は近所の療育センターに行かせていたものの、小学生に上がってからは療育センターの療育は受けられなくなりました。でもこのまま放置していてもせっかくありちゃんは私の言うこと(簡単な指示)は分かっているので放置するのは良くないなと思い、ネットで調べたところ、ありちゃんの通う特別支援学校の近くに発語が難しい人の為の言語教室を見つけました。それが

渡辺言語障害ことばの教室

というお教室です。こちらの

言語教室受講料10000円

とかなりお高めですが、予約が取りづらくものすごい人気があるのが伺えます。先生もとても有能な先生で普段私の言うことを聞かないありちゃんも先生の言うことはおとなしく聞いていました。先生によるとありちゃんは口周りの筋肉が固まっていてこれだと発語が出来ないと言うことだったので、毎日

口周りの筋肉を柔らかくする体操

をするよう教えて下さいました。今まで言語療法士さんにはありちゃんの口周りの筋肉の硬さで発語訓練は匙を投げられていて、むしろ絵カードを使ってコミュニケーションを取って下さいという風に指導されていたので、こんなありちゃんでも絶対喋れるようになりますと先生がおっしゃってくださった時は半信半疑ながらとても嬉しかったです。なので、家でも毎日口周りの筋肉を柔らかくする練習をするようにしていますが、顔に過敏があるありちゃんはなかなか顔を触らせてくれません。でも何事もそうですが継続は力なりという言葉を信じていつかありちゃんが話せるようになるのを祈ってトレーニング頑張っています。それとは別に家では、先生から教えてもらったように

笛を吹く練習

をしています。こちらの笛は吹き口が平らなので普通の笛より音が出しやすいので、最初音すら出すことの出来なかったありちゃんも次第に弱いながらも音を出せるようになって来ました。そして後はこちらの

くもんのひらがなカード

をなぞる練習をしています。先生曰く右手を使って書く練習をすると、言語をつかさどる左脳を刺激するのでいいらしいです。

ちなみに前回の訪問からもう1ヶ月以上経っていますが、少しずつではありますが、トレーニングの効果が出ています。まず、ありちゃん今までは電車が好きなので、『でんしゃ』という言葉しか話せませんでしたが、今はたまに意識しないと『食べたい』とか『行きたい』とかいう単語が出てくるようになりました。多分今までは単語の意味は分かっていても口周りの筋肉が弱かった為に言葉が出てこなかったんだと思います。そう思うと私は今まであまり真剣にありちゃんに向き合って訓練をしてあげなかったので、本当にかわいそうなことをしたなと後悔しますが、先生もおっしゃっておられましたが、毎日訓練していればありちゃんみたいにもう大きな子でもいつか喋れるようになるという言葉を信じて頑張りたいと思います。実はありちゃんと同じ障害を持つモワットウィルソン症候群の子供達はやはりありちゃんと同じで発語するのが難しい子がほとんどですが、そんなハンデの中でもなんとか自分で発信する力をつけていって少しでも自立して生活を出来るようになって欲しいと思います。

渡辺言語障害ことばの教室
東京都港区南青山2-2-15-1128
03-3401-1871
http://www.watanabe-gengo.com/info.html

ちなみに予約は電話でとのことでした。オススメです。

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