こんにちわ、悦子です。ところで、私最近ダイエットしていてそのせいであまり必要栄養素が足りてないのか、また腱鞘炎になりました。しかも最近体の他の関節も痛くなってきて困っています。走った翌日は股関節痛くなるし、ピアノ弾きすぎたら今度は腱鞘炎。ただ更年期だけならいいのですが、なんか年取って無理すると体のあちこちが痛くなるのでなんか嫌だなあと感じるようになりました。変な病気じゃないといいのですが。
さて、昨日は更新月ということもあり、ありちゃんがいつも学校が終わった後に通っている
放課後デー
の面談があったので、それに行ってきました。この放課後デーとは発達障害やその他障害のある子供達が放課後過ごす施設のことで預かっている間療育をしてくれる施設のことです。放課後デーさんによっては特色が違い塾みたいなところやダンスを教えてくれるところもありますが、うちは重度知的障害があるので普通に身の回りの生活動作ができるような療育をしてもらっています。今回はいつも通っている放課後デーさんの施設長が変わったのでその方にご挨拶して来ました。この新しい施設長さんは元々はカウンセラーとか臨床心理士をしていた方でご自身も発達障害をお持ちということを話しの中で伺いそれを知っただけでもなんとなく親近感が湧き、今回の面談気がつけば1時間半もおしゃべりしていました。その方によるとありちゃんは、施設ではとても楽しそうに療育を受けたり他のお友達と関わっているそうです。そしてこの施設長によるとありちゃんはまだ単語を話すことはまだ出来ないけれども、単語の一音節だけでも発音できるように促してみてはどうかとおっしゃられていました。そうすれば会話をすることの楽しさを本人が理解出来る糸口になるのではということでした。私は今までありちゃんには一生懸命一単語発音させないと駄目だと変なこだわりを持って接していたので、そういった焦りとかイライラした気持ちが本人に伝わってしまっていたのかもしれません。この施設長さんの言葉を聞いて今までの焦りが引いてだいぶ気持ちが楽になりました。
単語じゃなくても一音節でも伝えることの楽しさを教える
そうなんだ、会話って完璧じゃなくても相手とコミュニケーションを図る為の手段なんだということを改めて思い知らされました。そういえば、英語とかも完璧に喋れなくても単語とか身振りとかで伝わったりするもんですよね?でも同時に
手話による会話が出来るマカトン療法の有効性に対する疑問
についても語っていらっしゃいました。それはどうしてかというとやはり人間は怠け者な生き物なので、楽な方を覚えてしまうとついそちらに流れてしまい、話せる子でも話せなくなってしまうそう。確かに我が家のありちゃんは前にいた学校やそのほかの学校でも手を使ったサイン(例えばトイレに行きたいとか食べたいとか)を習ってたので、ついそれをやりがちだし、そっちの方が本人も楽に見思えるらしくそっちを使いがちです。またPECSカードなども使った時期があり、i-padに絵カードを入れてその絵カードを使ったコミュニケーションを試みたこともありましたが、やはりカードのボタンを押すことが楽しいらしく一応伝えたいカードの周辺のカードを触るもののどちらかというと遊んでいるような感じでした。最近は通っている特別支援学校でも
ありちゃんの内生の声が聞こえる
と言われたので、多分うちに秘めていて喋りたいことが最近はいっぱいあるように思われます、先日も学校から帰ってきた後よっぽど楽しかったのかずっと、『ププププ。。』と声にならない声でお喋りしていたので、きっとありちゃんも私に伝えたいこといっぱいあるんだけどそれが私や周りの人に届かず
ありちゃんにも伝わらないことによるストレス
が相当あるのだなあと思いました。なんとかそんな気持ちを分かってあげたいと思い、昨日は、早速帰ってきておやつを食べたい時にやるちょうだいサインをやめさせて、ちょうだいのたいの部分だけ言わせるようにしたら、聞き取りづらいもののそれらしい言葉(多分私だけが彼女の言いたいことを分かってたりするのですが)を言ったので、ちょっと感動しました。本人も私に言いたいことが伝わって嬉しそうでした。これからも親の負担にならないよう決して諦めずに彼女が少しでも何かを発信できるお手伝いが出来たらなあと思っています。しかしこちらの放課後デー施設本当にありちゃんによくしてくれるので助かってます。先週の16日の祝日もみんなで消防署見学をしたそうで、
消防署見学したありちゃん
の写真を見せてくれました。それがこちら
一瞬ありちゃん、キッザニアに行ったのかと驚く。。全然カメラ目線で嫌がらずに制服着ていてしかも可愛く撮れている。乗り物大好きなありちゃんのことだから楽しめたのでしょうか。なんでも消防署でははしご車とかの席に乗って運転の真似事とかもしていたそうです。それから昨日は
こんな家のオーブンで焼ける陶器のセットも持って帰ってきました。一個は夏休みの時にお教室で作ったものみたいで、全部色とかも自分で決めて塗ったそうです。可愛い。もう1セットあるので時間ある時にでも作ろうかなと思います。
ありちゃんも中学生になり身体も大きくなって、もう可愛いでは許されない大きさになり、よく電車に乗ったり外で買い物してると白い目で見られたりすることもあるし、相変わらず私はありちゃんに叩かれることも多いけれども、なんとかコミュニケーションを取ってお互いストレスがかからない方向で楽しく暮らしていければいいなあと思いました。
海外生活かれこれ14年これまでフィリピン、中国、シンガポールに在住していました。2016年8月よりカナダオンタリオ州オタワに在住。2018年に日本帰国。現在は主にモワットウィルソン症候群に関してや障害児情報、発達障害、レストランや美容情報を発信中
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