洞爺湖にある『昭和新山熊牧場』

こんにちわ、悦子です。しかし今日も暑かったですねー私はこの連日の暑さにやられ今日も家で巣篭もりしておりました。さてさて今日はまたこの前の旅行の話の続きをしたいと思います。今回は洞爺湖で行った

昭和新山熊牧場

の話をしたいと思います。本当は友人によると登別温泉の熊牧場の方が有名ならしいのですが、今回の旅行では登別温泉に行けなかったので、今回は洞爺湖にあるクマ牧場について書こうと思います。この熊牧場、ロープウェイの乗り場の近くにあるからものすごい便利。今回は有珠山ロープウェイとセットで行ってきました。しかし残念ながらこの日はあいにくの雨、ロープウェイは乗ってみたものの

 

頂上に着いたらこんな感じでした。

これは、一体自分がどこにいるのかも分からないような残念な景色

でも一応山頂でちょっとハイキングしました。それにしても地上から見る昭和新山の景色は圧巻。すごい威厳を感じました。

そしてロープウェイを降りて地上に戻ってきた私たちは早速ロープウェイ乗り場のお隣にある昭和新山牧場へ

こちらが熊牧場入り口です。この入り口を通ってお土産やさんの中を突っ切る感じでクマ牧場に行く感じです。しかし下の娘はクマ牧場という名前を聞き、勝手に自分の中で大草原のような広大な敷地に放牧されている熊達を想像していたようですが、中に入ってみてびっくり。。

熊牧場とは名ばかりで園内は全面コンクリートしかも半分のクマ達はちゃんとトレーニングを受けてないので、檻の中にいる。。そしてこの檻の中の熊達を見た時、私の心の中にふと熊達の心の声が聞こえてきました。。

この檻から出してくれー

頼むからここから出してくれようという声が痛いほど伝わってきました。

檻から伸びたこの小さな可愛い手が私に救いを求めているようでせつなかったなあ。。たぶん私が熊の餌持ってたからそれが欲しかっただけかもしれないけど、それにしても熊の飼育環境が悪い。入り口には

こんな可愛らしい熊牧場の看板があったり

熊神社なるものが建てられたりしていたが、ここは牧草地でもなんでもなく熊の監獄、熊のプリズンのようである。まさに

熊のプリズンブレイク

が起こっても不思議ではない。一応園内には緑の自動販売機のようなところで熊の餌を有料で購入できるが、熊さん達十分な餌を与えられてるのか分からないが、私が餌を持っていると分かるとかなり食いついてきた。そしてすぐにこんな可愛いポーズで餌をくださいと訴えかけてくる

私に餌をくださいませんかと

熊が2本足で立ち人間のようにおねだり

してくるのである。

その姿が愛らしかったりするのですが、このポーズを取れば人間の気を引くことができ、あわよくば餌ももらえるということを計算づくで体得してしまっている熊達が私には哀れにしか見えなかった。まさにここにいる

熊達は檻の中のピエロ

のようで、せっかく熊牧場に来たのに悲しい気分になりました。

こちらは子ぐまの檻、でもこんな小さくてもちゃんと2本足で立って人間に餌をおねだりするポーズは知っている。

本当不憫に思ったので、今回出来るだけ多くの熊に餌をあげようと可能な限り一頭ずつ餌をあげてみましたが、その方向に投げてももはや立ち上がる気力のない熊達も散見して見れてとても悲しくなりました。本当は熊さん達は大きな原っぱとかで遊んだりしたいだろうに。下がコンクリートじゃあ、冬は寒いだろう、せめて下はコンクリートじゃなくて芝生植えてあげて欲しいとか色々考えてしまいました。なんだかせっかく旅行に行ったのに悲しい気分になってしまいました。そのうち飼育環境に怒った熊達が、暴走して映画の猿の惑星ならぬ熊の惑星みたいになったらこわいなあ。とりあえずここはちょっと可哀想なところだなあと思いました。次回北海道に旅行に行っても個人的にはここはちょっとパスだなあ。。

 

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