古き良き温泉旅館を堪能しに伊香保温泉雨情の湯『森秋旅館』に行って来ました。

こんにちわ、悦子です。今日は群馬県伊香保の旅の続きです。今回は泊まったお宿の話をしようと思います。今回群馬県の伊香保でお世話になったのはこちらの

伊香保温泉雨情の湯森秋旅館

こちらの宿は、しゃぼん玉や赤い靴などの童謡を残した詩人野口雨情が伊香保を訪れる際は定宿として利用していたと言われている老舗旅館です。そんな旅館だけあって、この旅館の歴史は古く創業はなんと明治元年(1866年)なんだそう。

こちらの写真は森秋旅館の外観です。かなり古い旅館なので、ロビーはちょっと古い感じで、なぜか修学旅行生の団体がたくさんいて、思っていたのとはちょっと違うイメージ

でも従業員の方もベテランの方が多くかなりご年配の方がフロントや仲居さんとして働いていました。最近はどこのホテルも外国人従業員が多くなってきた中でサービスにもベテランだからこその気遣いが感じられてでなんだかホッとしました。もしかしたらご家族で経営されてるのかもしれません。ちなみにこちらの奥に写り込んでるのが

この旅館の名物女将

です。足が悪そうなのにずっと立ってお客様のご挨拶と車の案内などされてました。私もロビーに入って来た際、しきりに悪い足を引きずりながら、『お荷物お部屋まで運ばせてください』と自分の体の状態よりお客様第一で考えてらっしゃる姿勢にとても感動しました。また観光で外に出かける時は門を出るところまでずっと見守ってくださって、違う方向に歩き出したら、そちらではないですよーと元気な声で案内してくれて、なんだか自分のお母さんみたいな存在で宿に帰って女将の姿を見るのが楽しみでした。ちなみに今回泊まったのは、こちらのお部屋でロビーと同じ階にありました。

部屋に行く途中にはこの旅館の創業からの歴史を垣間見れるコーナーがありました。

こんな感じで古いロビーと違って部屋の方は改装されているので、畳も今時の縁がないタイプでとても居心地が良かったです。

部屋からは、群馬の榛名山や子持山が一望できてとてもゆっくりできました。なぜかこんな会議が出来るスペースもあった。

そしてなんと言ってもこのホテルの部屋のいいところは内風呂があったこと。

黄金の湯源泉掛け流しの湯が24時間楽しめる

のがとても良かったです。

この露天風呂からは、群馬の山々が一望できます。しかもお風呂は檜で出来ているから檜の香りでとっても落ち着けました。結局このホテルの露天風呂や大浴場も行ってみたけれども結局は部屋のお風呂が一番でした。

ちなみに夜はお部屋での会席料理が出ます。しかもすごい量。メインの肉はすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、海鮮から選べますが、上州牛を使ったしゃぶしゃぶやすき焼きは絶品でした。が、それ以外にも前菜、蒸し物、煮物、揚げ物、汁物、デザートなどとにかく量が半端ない。最後に出たデザートが毎回フルーツだったのでなんとか食べれたが、男性でもこれを完食するのはかなり厳しいと思う。気づけばせっかく楽しみの晩御飯がほぼ苦行になっていた。味はどれも美味しかったので、量がもう少し少ないと嬉しい。

ちなみにこの料理の説明などもご年配の仲居さんがしてくれてお料理をお部屋に運んでくださりました。この仲居さんも、大変心のこもったサービスをする方で、毎回お食事のたびに可愛いお手製のカードを作ってくださって『アナログだけどこう言うのもたまには良いですよね?』と可愛いメッセージカードも作って頂きました。

このカード開くと男の子が、

あっかんべーしたみたいになる。

仲居さんの愛を感じた瞬間でした。

ちなみにお布団ですが、なんか低反発のマットが下に入ってるのか寝心地も悪くなく腰痛持ちの私も快適に布団で寝れました。こんなところまでお客様のことを第一に考えていて素晴らしい。

ちなみに翌朝は、前の晩食い過ぎて苦しかったので、本当は朝も部屋で和食のセットが付いてくるところだったが、なんとかお願いをして朝食会場での朝食ブッフェにてお食事をとることにしました。

朝食会場からも群馬の山々が一望できて本当に良かったです。ブッフェもおいしかったです。

とにかくサービスが行き届いていてお部屋の方は改装されてる部屋も多く有名な石段まで歩いて3分の森秋さん。もし伊香保に行く機会があったら日本の古き良き昔ながらの温泉旅館を感じれるこちらのお宿にぜひ泊まってほしいそんな旅館でした。

ちなみに温泉まんじゅうで有名な大黒屋さんも歩いて1分のところにあるので、朝開店の7時に行かないと9時には売り切れてしまうため、そちらのおまんじゅうやさん目当ての人もぜひ泊まって欲しいです。

伊香保温泉 雨情の湯 森秋旅館
http://www.moriaki-ikaho.co.jp

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